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副業とは?定義やメリット・デメリット

■副業とは?
副業とは、本業以外の仕事で収入を得ることです。副業の定義は法律で定められているものではなく、本業以外の仕事を週末にアルバイトをしたり、所定労働時間外に働いたりすることを指します。

■副業は会社にも社員にもメリットがある
政府が副業を推進した理由は、副業には社員にとっても会社にとってもメリットがあると考えているからです。社員にとってのメリットとして、収入増加だけでなく、スキルアップやキャリア形成、自己実現の追求などがあります。また、将来の起業や転職の準備ができることも挙げられるでしょう。

会社にとっては、情報漏えいや社員の健康面でのリスクといったデメリットはあるものの、社員が社内では得られない知識やスキルを副業で身に付けることで、生産性や自主性、競争力の向上、新たな人脈からの事業拡大につながる可能性はメリットとして挙げられます。

■ダブルワークとの違いは収入の割合や働き方
ダブルワークと副業の違いは、収入の割合や働き方です。副業は本業があるうえで、本業よりも短い時間で別の仕事をして収入を得ますが、ダブルワークの場合、本業はないまま2つの仕事を掛け持ちしている状態を指します。例えば、昼間は飲食店で働き、夜は塾の講師をするといった働き方です。

また、副業は「兼業」や「サイドビジネス」と呼ばれることもあります。副業はあくまで本業がメインの収入源であるのに対して、「兼業」は本業と同程度の収入・労力の仕事を掛け持ち、「サイドビジネス」は副業のうち、起業・開業して本業以外のビジネスを行うことを指す場合があります。いずれも、本業以外に収入を得る働き方を指すことが一般的です。

■始めやすい副業は?
副業の中でも、一般的に始めやすい副業は以下のとおりです。副業を始めてみたい方は参考にしてみてください。

■副業として始めやすいジャンル

ネットを使う
スキルを活かす
アルバイトをする
投資をする
ネットを使う
ネットを使う副業には、ハンドメイド作品をネットショップで販売したり、商品を安く仕入れて適正な価格で販売する、いわゆる「せどり」を行ったりすることが挙げられます。他にも、YouTubeでの動画配信やSNSでのライブ配信だけでなく、SNSを使ってインフルエンサーとして情報の発信を行ったり、アフェリエイターとして自身のWEBサイトやブログで商品を紹介したりすることも可能です。

ネットを使った副業の場合、アクセスしてもらえなければ、収入につながらなくなるため、ニーズを先読みして、定期的に情報を更新することが求められるでしょう。

■スキルを活かす
イラストやデザイン、執筆、プログラミング、翻訳など、スキルを活かした副業も人気です。自宅でできる仕事なら、就業後の時間を上手に活用できます。近年では、クラウドソーシングサイトやSNSで仕事の募集も手軽にでき、仕事が軌道に乗れば、独立したり、起業したりすることにもつながります。

なお、本業と関連のある仕事の場合は、本業で勤めている会社と競業・利益相反にならないように気を付けましょう。

■アルバイトをする
本業がない隙間時間を使って、Uber Eatsや出前館といった宅配サービスの他、イベントスタッフとしてアルバイトをすることも副業の1つに挙げられます。収入アップのための副業なら、時給が高くなりやすい夜間や休日だと効率良く収入を増やせるかもしれません。

また、将来的に起業したい業種の現場を知るために、アルバイトで経験値を積んだり、スキルアップしたりすることができます。本業に支障をきたさず、健康面のことを考えるなら、短期や単発のアルバイトでまずは試してみるといいでしょう。

■投資をする
株式投資やFXなどの投資は、一般的に資産運用とみなされ、副業禁止の会社でも認められる可能性が高いといえます。また、時間の制約や体力の消耗が少ないため、本業が忙しい方でも始めやすいということも特徴の1つです。投資の中には、不動産を購入して家賃収入を得るという方法もあります。

なお、投資には元本割れのリスクがあるため、投資を検討している人は知識を身に付けてから行うことを検討してみましょう。