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身長などはどのように成長するの?

人間の身長は常に一定のスピードで伸びるわけではなく次の3つのパターンで成長していると言われています。

■乳幼児
生まれたばかりの赤ちゃんの身長は約50cmです。1歳までに生まれたときの身長の1/2(約25cm)伸びて約75cm、2歳から4歳までの2年間に年間約12cmずつ伸びて、4歳で生まれたときの身長の2倍(約100cm)になります。この時期の成長には、栄養の摂取が重要な働きをしています。

■小児期
歳の平均身長は約100cmで、その後は年間約5cmずつ伸びていきます。この時期の成長に「成長ホルモン」が大きく関わっています。

■思春期
思春期の年齢になると、成長する速度が急速に速くなります。これを思春期の成長スパートといいます。速度がピークに達する年齢は、男子が13歳、女子が11歳です。ピークを過ぎると、速度はゆるやかになり、やがて身長の伸びが止まります。この時期は「ホルモン」が重要な働きをしています。

【睡眠と成長】
子どもの生活時間は生活環境の変化とともに夜型化しています。最近の小・中・高校生の就寝時刻をみると学年が進むに従って遅くなっていることがわかります。就寝時刻が遅くなると睡眠時間が減少するほかに、起床時間も遅くなりがちなことから朝食を食べなくなるなど生活習慣全般に影響します。
また22時以降に就寝する3歳児の割合は31%にものぼり(平成22年度幼児健康度調査報告書、公益社団法人日本小児保健協会)、幼児の夜型化も問題となっています。

【食事と成長】
現代の子ども(2~6歳)の朝食習慣をみると、約7%の子どもたちは朝食を1週間のうちに数日しか食べない、またはほとんど食べないことが分かっています。これは、母親の朝食習慣が一部影響しており、母親が朝食を食べないと子どもも朝食を食べない傾向がみられます。
特に幼児期の子どもは発育のために多くの栄養量が必要となりますが、1回に食べられる食事の量は多くないため、3回の食事をきちんととることが子どもの成長には大切です。

■バランスの良い食事が大事
バランスのよい食事も大切です。子どもの食事の摂取状況をみると、穀類、牛乳・乳製品については高い割合で摂取されています。一方、毎日摂取することが望ましいとされている野菜や果物の摂取は、野菜で約6割、果物で約4割にとどまっています。
幼児期は食習慣を身につけるうえで大切な時期になります。また好き嫌いが出てくるのもこの頃です。食事の時間が子どもにとって楽しい時間となるように、家族と一緒にテーブルを囲んだり、調理方法を工夫したりしてみましょう。

【運動と成長】
小学生から中学生にかけての成長期に適度な運動を行うことは身体の発達にとても大切です。
近年、子どもの運動時間は減少傾向にあり、小・中学生の運動能力も20年前に比べ低下しています。この背景には就学前の遊びの経験が少ないことも原因の1つと考えられています。
幼児期の遊びを通して新しい動作を習得し、小学生のころに手足や体全体を動かすことによって、バランス能力や体を上手に動かす能力を高め、小学校高学年から中学生にかけてスポーツや部活動などで心肺機能や筋力を高めていくことが必要です。
また、遊びや運動をすることでお腹がすいて食欲が高まり、適度に疲れて就寝時刻が早まれば、規則正しい生活習慣が身につくことにもなります。
テレビやゲーム、インターネットといった室内の遊びではなく、屋外での遊びや運動にうまく誘導してあげることが大切です。

子供の成長に関して各地域で子育てセミナーなども開催されています。
例として、通常は高くてもキャンペーンなどでLINE限定割引で4800円など、お得な料金でも開催されているので参加しやすさも良い部分です。

身近な地域の情報などぜひ色々と調べてみてください。